Dynamic Enterprise AI Solution
アライズイノベーション株式会社
9:00~17:15(月~金)

設定

はじめに

「管理者」権限のユーザで AIRealize にログインすると、画面右上に以下の[設定]ボタンが表示されます。

「一般」権限のユーザには[設定]ボタンは表示されません。

[設定]ボタンを押下すると、システムやユーザ等の情報が参照・更新できます。

システム

画面イメージ

[システム]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 「利用可能なユーザ数」は、1以上の数字が設定されています。
  • 「利用可能な機能」は、チェックされた機能のみメニューに表示され利用できます。
  • 「アップロードできる最大ファイルサイズ」は、「問い合わせ」でアップロードできるCSV/CSV以外のそれぞれのファイルの1ファイルあたりの最大サイズが設定されています。
  • 「利用期限」を過ぎると、システムへのログインができなくなります。
  • 「バージョン」は、AIRealizeのバージョン情報が表示されます。
  • 「削除済みのデータを完全に消去する」から[消去する]ボタンで、削除されたユーザの履歴、問い合わせでアップロードされたファイルなどが全て消去されます。

トークン設定

【注意】本設定はトークンや回答の品質に影響があります。値の変更は、理解のうえで行ってください。

各項目の説明

  • [編集]ボタンで、各設定値を変更できます。
  • 「履歴最大トークン数」とは、継続して質問をしたときの回答の一貫性を保つために使われる、前回までの質問や回答内容の最大トークン数です。
  • 「RAG最大トークン数」とは、「問い合わせ」でナレッジベースから参照され質問に使われる最大トークン数です。
  • 「回答最大トークン数」とは、GPTが回答する最大トークン数です。
  • 「チャンク数」とは、「問い合わせ」でアップロードしたファイル内の段落、文章、単語などを適切なチャンク(かたまり)に分割された情報に対して、関連性の高い順に取得するチャンクの最大数です。
  • 「最大チャンクサイズ」は、1つのチャンクに含まれる最大の文字数です。

AIRealize の RAG 参照の流れ(チャンクの説明)

  • AIRealize は、プロンプトの質問内容から RAG のデータをベクトル検索します。このとき AIRealize は、RAG 内に格納された段落、文章、単語など、適切なチャンク(かたまり)に分割された情報から、関連性の高い順に10件のかたまりを取得します。
  • AIRealize は、これらのチャンクをプロンプトに付加し、LLM(ChatGPT)に送信します。
  • 1つのチャンクの最大文字数は 1,024文字です。
  • RAGでプロンプトに追加されるトークン数は 20,480トークンです。※ 1文字最大 2トークンを想定

ユーザ管理

画面イメージ

[ユーザ管理]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 一覧には、「利用可否のチェック」「ユーザ名」「ログインID」「メールアドレス」「グループ」「権限」「言語」が表示されます。
  • ログインユーザを除く、現在登録されているユーザの一覧が表示されます。
  • ユーザ名の左のチェックがされているユーザのみ、システムを利用(ログイン)できます。
  • [新規作成]ボタンで、ユーザを新たに作成できます。
  • [一括登録]ボタンで、CSVファイルからユーザを一括作成できます。
  • ユーザの右にある[編集]ボタンで、該当ユーザの内容を変更できます。
  • ユーザの右にある[削除]ボタンで、該当ユーザを削除できます。

ユーザ 新規作成

  • 右上の[新規作成]ボタンで、ユーザを新たに作成するダイアログが表示されます。
  • 「ユーザID」には、ログインで使用するユーザIDを入力します。すでに作成済みのユーザIDは作成できません。
  • 「ユーザ名」には、任意のユーザ名を入力します。
  • 「メールアドレス」には、任意のメールアドレスを入力します。
  • 「グループ」は、ユーザが所属させたいグループを指定します。
  • 「権限」は、ユーザに設定する権限を指定します。
  • 「言語」は、ユーザが使用する言語を指定します。
  • 「パスワード」には、任意の文字列を入力します。
  • 「パスワード」(確認)には、「パスワード」で入力した文字列と同じ値を入力します。

ユーザ 編集

  • ユーザ名の右にある[編集]ボタンで、該当ユーザの内容を変更できます。
  • 「ユーザID」は変更できません。
  • 「ユーザ名」には、任意のユーザ名を入力します。
  • 「メールアドレス」には、任意のメールアドレスを入力します。
  • 「グループ」は、ユーザが所属させたいグループを指定します。
  • 「権限」は、ユーザに設定する権限を指定します。
  • 「言語」は、ユーザが使用する言語を指定します。
  • 「パスワード」には、任意の文字列を入力します。

ユーザ 削除

  • ユーザ名の右にある[削除]ボタンで、該当ユーザを削除できます。

※ Ver. 1.1.3 (2024/7/10 現在)

  • 「ユーザ名」、「メールアドレス」はAIRealizeで使用していません。
  • パスワードの最低文字数、最低文字種類の制限チェックは行われておりません。

グループ管理

画面イメージ

[グループ管理]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 一覧には、「グループ名」「グループID」「概要」「メンバー」が表示されます。
  • 現在登録されているグループの一覧が表示されます。
  • 右上の[新規作成]ボタンで、グループを新たに作成できます。
  • グループの右にある[編集]ボタンで、該当グループの内容を変更できます。
  • グループの右にある[削除]ボタンで、該当グループを削除できます。

グループ 新規作成

  • 右上の[新規作成]ボタンで、グループを新たに作成するダイアログが表示されます。
  • 「グループID」には、ユーザを所属させたいグループIDを入力します。すでに作成済みのグループIDは作成できません。
  • 「グループ」には、任意のグループ名を入力します。
  • 「概要」には、グループの説明が表示されます。
  • 「メンバー」には、グループに所属するメンバーの情報が表示されます。

グループ 編集

  • グループ名の右にある[編集]ボタンで、該当グループの内容を変更できます。
  • 「グループID」は変更できません。
  • 「グループ」には、任意のグループ名を入力します。
  • 「概要」には、グループの説明を入力します。
  • 「メンバー」には、グループに所属するメンバーの情報が表示されます。
  • メンバーの下にある「追加」ボタンから、グループに所属させたいユーザを指定できます。
  • メンバーの下にある「削除」ボタンから、グループから外したいユーザを指定できます。

グループ 削除

  • グループ名の右にある[削除]ボタンで、該当グループを削除できます。

権限管理

画面イメージ

[権限管理]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 一覧には、「権限名」「概要」が表示されます。
  • 「権限名」には、システムで設定できるユーザの権限が表示されます。
  • 「概要」には、権限の説明が表示されます。

※権限を追加、変更することはできません。

NGワード管理

画面イメージ

[NGワード管理]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 一覧には、登録されている「NGワード」が表示されます。
  • 「NGワード」には、プロンプトに入力できないNGワードが表示されます。
  • 右上の[新規作成]ボタンで、NGワードを新たに追加できます。
  • グループの右にある[編集]ボタンで、該当NGワードを変更できます。
  • グループの右にある[削除]ボタンで、該当NGワードを削除できます。

NGワード 新規作成

  • 右上の[新規作成]ボタンで、NGワードを新たに作成するダイアログが表示されます。
  • 任意のNGワードを入力します。

NGワード 編集

  • NGワードの右にある[編集]ボタンで、該当NGワードの内容を変更できます。
  • 任意のNGワードを入力します。

NGワード 削除

  • NGワードの右にある[削除]ボタンで、該当NGワードを削除できます。

利用状況

画面イメージ

[利用状況]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 一覧には、「ユーザ名」「GPTモデル」「入力|質問」「入力|履歴」「入力|プロンプト」「出力」「埋め込み」「合計トークン」が表示されます。
  • 「ユーザ名」には、システムGPTモデルを使用したユーザIDが表示されます。
  • 「GPTモデル」には、ユーザが使用したGPTモデル名が表示されます。
  • 「入力」、「出力」、「埋め込み」には、そのユーザ、GPTモデルが当該当月中に使用されたトークン数が表示されます。
    • 入力|質問:「ChatGPT」や「問い合わせ」で、ユーザがコンソールに入力し送信されたトークン数です。
    • 入力|履歴:ユーザがコンソールから継続して質問するとき、AIRealize は入力情報とあわせてその背景(前回までの回答の要約)を送信します。そのトークン数です。
    • 入力|プロンプト:「問い合わせ」や「企業分析」で、質問からRAGとして検索され入力情報に付帯し送信されたトークン数です。
    • 埋め込み:「問い合わせ」で、アップロードしたファイルの解析(ベクトル化)にかかったトークン数です。
    • 出力:質問に対して回答された情報のトークン数です。
    • 合計トークン:入力、出力、埋め込みの合計トークン数です。

検索とダウンロード

  • 一覧表の左上にある年月のダイアログから年月を指定し[検索]ボタンを押下すると、指定した月の利用状況が表示されます。
  • [ダウンロード]ボタンを押下すると、表示されている利用状況のデータをtsvファイル(タブ区切りテキストファイル)形式でダウンロードできます。

ログ出力

画面イメージ

[ログ出力]タブでは、以下の画面が表示されます。

各項目の説明

  • 一覧には、「日付」「ユーザ名」「タイプ」「アクション」「IPアドレス」「場所」「ユーザエージェント」が表示されます。
  • 「日付」には、操作が記録された日時が表示されます。時間は日本時間(JST)です。
  • 「ユーザ名」には、操作を行ったユーザIDが表示されます。
  • 「タイプ」には、記録されたログの種類が表示されます。一覧上部の「タイプ:」から絞り込み表示することができます。
    • INFO:ログイン、ログアウトなどの重要な操作
    • WARN:AIRealizeが解釈できない場合などの警告
    • ERROR:操作や処理の失敗などのエラー
  • 「アクション」には、操作の説明が表示されます。一覧上部の「アクション:」から絞り込み表示することができます。
    • login:ユーザがログインに成功した
    • logout:ユーザがログアウトに成功した
    • token_auth:ユーザのパスワードが正常に認証された
    • chat_gpt:「ChatGPT」で質問を行った
    • search_document:「問い合わせ」で全体から検索を行った
    • chat_document:「問い合わせ」で質問を行った
    • upload_document:「問い合わせ」でドキュメントをアップロードした
    • delete_document:「問い合わせ」でドキュメントを削除した
    • search_document:「企業検索」で質問を行った
    • chat_document:「企業分析」で質問を行った
  • 「IPアドレス」には、操作を行ったユーザのグローバルIPが表示されます。
  • 「場所」には、操作を行ったユーザの所在地が表示されます。
  • 「ユーザエージェント」には、操作を行ったユーザのブラウザ情報が表示されます。

検索とダウンロード

  • 一覧表の上部にある「ユーザ名」「タイプ」「アクション」「日付」の各ダイアログから値を指定し[検索]ボタンを押下すると、指定した条件に絞り込まれてログが表示されます。
  • [ダウンロード]ボタンを押下すると、表示されているログのデータをtsvファイル(タブ区切りテキストファイル)形式でダウンロードできます。